2000-02-10 第147回国会 参議院 本会議 第5号
日本の財政史を振り返ってみても、借金残高がGDPの一三〇%を超えたのは、国民を侵略戦争に動員した軍国主義下の一九四三年度と四四年度の戦争末期だけであります。平時の現在が、敗戦直前の戦時に匹敵するまさに破局的な事態です。それでも財政再建は考えずに先送りするというのですか。それでも考えないというのであれば、小渕総理には政権を担い続ける資格はないと言わざるを得ません。答弁を求めます。
日本の財政史を振り返ってみても、借金残高がGDPの一三〇%を超えたのは、国民を侵略戦争に動員した軍国主義下の一九四三年度と四四年度の戦争末期だけであります。平時の現在が、敗戦直前の戦時に匹敵するまさに破局的な事態です。それでも財政再建は考えずに先送りするというのですか。それでも考えないというのであれば、小渕総理には政権を担い続ける資格はないと言わざるを得ません。答弁を求めます。
防衛庁長官はいわゆる装備、武器、弾薬の事前集積、ポンカスを進め、有事立法の準備を第一段、第二段の報告まで終えているこれらの問題、さらに、かつて日本の軍国主義下において行った国家総動員法にかわるような有事立法、こういういわゆる非常事態特別措置法案などを国会にいつ提出する気持ちがあるのか、お伺いいたします。
外務大臣にお答えしていただきたいわけでありますけれども、この日本の軍国主義下における駆逐艦あるいは水雷艇の護衛のもとでの北洋漁業の歴史に日本としてやはり反省すべき教訓はなかったのかどうか。戦前のわが国の態度がすべて正しかったというふうに思っておられるのかどうかということであります。
〔議長退席、副議長着席〕 昨日、春日議員は、わが党の宮本委員長に対する三十一年前の軍国主義下の暗黒裁判の不当きわまる判決を取り上げ、それを判断する何らの権限もない内閣に、あえてその判決内容の真否を問うという不当な質問を行いました。この質問に名をかりた卑劣な反共攻撃と、これに積極的に呼応した稻葉法務大臣の答弁は断じて許すことのできないものであります。
田中総理のこの他国との軍事費の比較を聞いておりますと、何か軍国主義下における答弁かと、私は耳を疑いたくなるのであります。(拍手)日本は、平和憲法のもと、戦争を放棄いたしております。すなわち、平和憲法の精神を全く忘れた議論ではなかろうかと、私は驚きを持っておるのであります。(拍手) 総理は、四次防を必要とする根拠を明確にするとともに、自衛力の明確な限界をここに示すべきであります。
特に、この隈一尉の発言に見られますように、この点につきましては長官はじめ関係者の方々が遺憾の意を表明しておりますけれども、やはり私は戦後教育を受けた立場でありますが、戦前における、軍国主義下における軍人の気持ちというものは、こういう隈一尉の発言の中に共通点があるのではないかという心配をするわけであります。
同報告書の検問の具体例を見ますと、警察官の職権乱用、職務権限逸脱の実態は、近時、機動隊が重装備化されたことと、警職法のむちゃくちゃな拡大解釈とその運用によって、善良な国民に対する暴力行為的な妨害行為がますますエスカレートしていることがはっきり読み取れるのでありますが、こうした違法、逸脱の警察権の行使を即時中止させ、厳重な監視を行なわないと、警察権力によって国民が支配され、かつての軍国主義下での特高警察
私自身は、太平洋戦争の始まる直前の昭和十五年に、当時の青年学校の教諭と兼務で国民学校の訓導を拝命した一人でありますが、当時、軍国主義下におきまして、天皇制のもとにおける教員の身分というものは、天皇の官吏、待遇官吏として官吏服務紀律のもとで滅私奉公、ひたすらに私を捨てて国家権力に対して絶対忠誠を誓わされ、無定量の服務に服すべきことが要求されました。
しかし少くとも現在の日本の置かれております地位におきまして自立経済の達成をするのだという以上は、その中に占める日本の農業は、戦前の軍国主義下における農業とは違つたものを持たなければならぬ。戦前の日本の農業もしくは占領下における日本の農業というものは、何といつても軍国主義下における農業政策であつたということは、私は争うべからざる事実だと思うのであります。
このたびの法案におきましても、防衛庁長官は総理大臣との関係で内閣で特異の地位を持つことになりましてこの純軍事的な強い要請の下に、後日お互いが軍事予算を鵜呑みにさせられて、総理の専横の下に民主主義は衰退し、国民は、軍国主義下に、暗黒政治に泣く時代が来ないと誰が断言できますか。私は、軍事独裁を招来し、総理の専断の虞れがあると、この理由を以て反対の第五点といたす次第でございます。
私はこの規定を見まするときに、直ちに、軍国主義下の旧ドイツ、或いはそれに連なるナチス・ドイツの悲惨なる亡国の歴史を想起すること頻りなるものがあります。又、ナポレオンに支配された時代の侵略主義のフランス帝国の歴史を今日まざまざと思い浮べるものであります。本法は、先ほど触れましたように、且つ又、先ほど矢嶋君、堀越君によつて烈々と触れられましたように、まさに時代逆行の品物である。
従来こういつた各種の行政委員会というようなものは必ずしも民主的なものとは言えませんが、それでも、かつて日本の軍国主義下における行政機構といつたようなものを考えますならば、幾分民主化されたような運営が今までやつて来られたと私たちは考えております。